イギリスってヨーロッパなのにどうしてポンドなの?

日本の通貨は円ですよね。
アメリカはドルです。
中国は元ですね。

それぞれの国に独自の通貨があります。
しかし、ヨーロッパはEUとして連合を組んでいるため、加盟国は通貨がユーロで共通となっています。

複数の国を同じ通貨でいけるので、旅行者としても便利ですよね。

しかしイギリスはどうでしょうか?
イギリスはEU加盟国であるにもかかわらず、通貨はポンドになっています。

なぜイギリスはポンドなのでしょうか?

それには、ヨーロッパの歴史が大きく関連しています。

イギリスには1979年から1990年までサッチャーという首相がイギリスをしきっていました。
この首相がユーロへの不参加を表明していました。
この考えが今も深く根付いているのです。

またポンドの紙幣にはイギリスの歴史が刻まれており、ユーロに参加することを国民の半数以上が反対しています。

国民の賛成が無い以上、ポンドを廃止してユーロを導入することはできませんよね。

今回は簡単いご紹介しましたが、細かく見ると、とても複雑な歴史が絡み合って今の状態になっています。

それぞれの国も通貨ができた歴史などを調べてみると、おもしろいかもしれませんね。