知っておきたいイタリアでのマナー

異国では日本とは異なるマナーが在る国が多くあるため、海外旅行などに出掛ける場合には異国でのマナーについて勉強をしておくことが大切です。

例えば、イタリアでは食事の際にお皿を重ねないというのがマナーになっています。

日本のお店の中では、食事を終えた後、店員さんがお皿を片付けやすくするため、お皿を重ねる人が多くいますが、イタリアにおいてはお皿を重ねる事はマナーに反する事で在り注意が必要です。

また、日本国内でもお店の中では指定した場所でしか喫煙が出来ないケースが多くなっていますが、イタリアにおいては基本的に禁煙であり、喫煙所などの設備も無いので、喫煙をされる人は注意しましょう。

尚、最近は花粉症などで悩まされている人が多くいますが、電車の中や公共の場などで鼻をかむと事を行う人が多くいます。

しかし、イタリアでは人前で鼻をかまない、人前で鼻をかむと言うのはマナー違反となりますし、食事をする場所などで鼻をかむと言う行為は日本の中でもあまり好ましくない行為であり、鼻をかむ時にはトイレなどに行って鼻をかむという事を心がける事が大切です。

知っておきたいスペインでのマナー

スペインでは挨拶がとても重要です。

お店に入った際は店員さんなどに「Hola(オラ)/こんにちは」の挨拶をしましょう。

サービスを受けたりした時も「Gracias(グラシアス)/ありがとう」と挨拶をしましょう。

お店を出る時も「Adios(アディオス)/さようなら」の挨拶を忘れないようにしましょう。

挨拶をすることで、店員さんなどの対応が変わって来ます。

レストランやバル、ナイトクラブなどの店内では基本禁煙になっていますので、店内では喫煙しないようにしましょう。

スペインでは16歳以上の飲酒喫煙可能となっていますが、カスティーリャ・イ・レオン、ムルシア、バスク、カタルーニャ、カスティーリャ・ラ・マンチャ、ガリシア、ナバラ、アンダルシア、エストレマドゥーラ、バレンシア、カンタブリアの各自治州では、お酒の飲酒・購入は18歳から認められていますので注意しましょう。

スペインでは食事の時間は遅めで、21時以降からゆっくりと夕食を楽しみ、23時頃まで食べます。
レストランのオープンもバルセロナでは20時から20時半、マドリットでは21時からというお店が大半ですので、外食する際は気を付けましょう。

現地のルールに従って気持ちよくすごしましょう。

知っておきたいフランスでのマナー

海外旅行先として人気のフランスですが、観光客が多いからこそ、現地の人に嫌な思いをさせないために最低限のマナーを知っておきましょう。

まず、フランスでは公共の場所における喫煙は全面的に禁止です。

日本ですと禁止されていない場所ならいいかなという気分になりがちですが、フランスでは特別に認められている場所以外では禁止されており、日本と逆なので、喫煙者の方はよく注意しましょう。

また、フランスのアルコール事情ですが、あちらでは16歳から飲酒可能です。
ティーンエイジャーが飲酒していても普通なので驚かないこと。

そしてまた、お子さんなどに対してアルコールをすすめられることがあったとしても、決して悪気がある訳ではなく、あちらでは合法だということを知っておくと無用なトラブルを避けられるでしょう。

そしてフランスの名物とも言えることですが、ストライキが多いことを念頭にいれて行動しましょう。

ストライキがあるときはたいてい前日にテレビでやっていたりして、現地の人は知っている場合が多いので、ホテルのフロントなどでストライキ情報を確認するのもいいですね。

現地のマナーを知って気持ちよく観光しましょう。

知っておきたいイギリスでのマナー

国が違えば習慣やマナーは異なります。
日本とは違うこともありますが、その国のマナーを知っておくだけでコミュニケーションが円滑になったり、お互いに気持ちよく過ごすことができるものです。

そこでイギリスを訪れるにあたって知っておきたいマナーをご紹介します。

・エスカレーターは右側に立つ
東京ではエスカレーターの左側に立つものですが、世界的に見ると右側に立つことが多いようです。
イギリスを含め、ヨーロッパでは右側に立つ都市が多いので注意しましょう。

・公共の場は禁煙
イギリスでは公共の場で喫煙することを全面的に法律で禁じています。
パブやレストランも例外ではありません。
どうしても喫煙したい場合は屋外にでて喫煙しましょう。
ただし、駅のホームやバス停などの公共の場では屋外であっても禁煙です。

・軽く挨拶するなど日本と同じく礼儀正しく
イギリス人はマナーが良い国民性であると言われています。
例えば道を歩いているときにちょっと肩がぶつかっただけでも「sorry」と声をかけあいます。
またパブやレストラン、ショップなどに入るときは、店員に軽く挨拶することがマナーです。

チップのスマートな渡し方

海外にあって日本にはない文化の代表例といえば、チップ制度ですよね。

最近ではチップの必要ないお店も増えてきたとはいえ、タクシーの運転手さんやウエイター・ウエイトレスさんなどは、主な収入がチップだという人も少なくないので、旅行に行く前にはスマートな渡し方を考えておきたいものです。

チップは小銭でやりとりされることがほとんどですから、慣れない方は、小銭を事前にポケットに入れておくのもいいでしょう。

そして、渡すときには相手の目を見ること。
しっかりアイコンタクトをとって、チップだからもらってよいのだということをを明示してあげましょう。

また、地域によっては小さい単位の通貨でもお札を使う場所もあります。

お札を渡すときには、4つ折りくらいにして渡すのがスマートです。

払うべき金額とは別のものであることがはっきりと分かるので、その方が受け取る方もありがたいのです。

また、こうした方法が使えないときは、おつりをもらわない、という方法もあります。

たとえば1ドル50セントに対して2ドル払って、「おつりはいらない」と言えば、50セントがチップということになります。

計算がいらないので、双方が楽な方法でもあります。

スマートにチップを渡せるようになりましょう。

日本にはないチップって何?

日本にはない文化で、海外に行くと日本人が困る代表的なもの、それはチップです。

ですがチップの習慣がある国は多いので、覚えておくとお互い気持ちのいいやりとりができて、旅行がよりいっそう楽しくなりますよ。

日本人は、チップは「おひねり」のようなもので、特別なことがあったときに渡すのだろうと考えがちですが、それは少し違います。

海外では、仕事の基本給が少ないのでチップが正式な収入源、と認められている地域もあるのです。

そうするとよく仕事の出来る人はチップもはずんでもらえたりと、海外の実力主義な一面もチップ制度からうかがえますね。

また、チップにはもちろんお礼の意味もあります。

気持ちの良い仕事をしてもらったときにはチップを多めに支払ったり、そうでもないときには少なめにしたりと、サービスを評価するという意味でも用いられています。

全員が均一なレベルの仕事をしてくれるわけではないからこそ、チップが大事なのですね、

他にも例えば、レストランで飲み物をこぼしてしまったりなど、何か迷惑をかけた場合にも謝罪の意味をこめてチップを支払ったりします。

色々な意味合いのあるチップですから、気負わずに払ってみてはいかがでしょうか。

どこの国に行っても英語は通じるの?

英語は世界共通語と言われるように、世界中どこでも通じるとされています。

しかし、英語と言っても方言のように少しずつ異なるものとなっているので、同じ英語であっても細かいところでニュアンスが違ったりすることがあります。

英語には大きく分けるとアメリカとイギリスの英語があり、基本は一緒ではありますが小さな部分で差があります。

アメリカ英語が日本人になじみ深いため、アメリカ英語が使用されている国では言葉で困るということはあまりありません。

また、それ以外にもオーストラリア英語もありますがオーストラリアのなまりがなくなりつつあるため、英語で気をつける部分としてはアメリカとイギリスの違いだけということになります。

もちろん、世界中どこの国の誰が相手でも英語が通じるということにはなりませんが、どこに行っても英語が通じる人は見つかるので、英語を使うことができれば絶望的にコミュニケーションに困ってしまうということはありません。

特に観光レベルであれば英語ができれば困るというようなことはありませんから、英語を覚えておけば怖いものはないでしょう。

必ず外務省のサイトを確認しましょう

海外旅行にいくときはどうしても、楽しそうなガイドブックなどに手が伸びてしまいますよね。

ですが海外旅行に行く前に絶対に見ておくべきなのは、外務省のサイトです。

外務省のサイトでは海外の様々な情報を確認できるので、簡単に渡航先の情報を得ることができます。

インターネットですぐに確認することができるので、安全のために確認しておくことをおすすめします。

外務省のサイトから渡航先のページを見ると、まず安全度が示されています。
これで渡航先の国の治安を把握することができます。

治安は刻々と変化しますから、こうしてすぐにチェックできると安心ですね。
仕事などで危険だとされている国に渡らなくてはならないときには、事前に防犯の用意をしましょう。

また、同じページで流行している病気や気をつけるべき場所など、詳細な情報を見ることが出来ます。

感染しないためにはどのようなことに気をつければいいのか、また出歩くべきではない場所や時間帯など、事前に分かっているだけでも気をつけようという意識が起こりますよね。

外務省のサイトはとても便利なので、旅行前にはぜひ確認してみてください。

時差ボケを緩和する方法

海外旅行や、海外出張で悩みの種となるのが、時差ボケです。

時差ボケの原因とは、体内時計のずれが生じてしまうことです。

時差ボケの主な症状は、夜寝る時間帯に眠くならずに、午前中の仕事や活動
をする時間に眠気に襲われてしまうことです。

これでは、仕事などのパフォーマンスに悪影響を及ぼしますよね。

しっかり食事を摂ることや、すぐに腕時計の時間を現地にあわせることも大切ですが、それだけでは解消しない時があります。

そのようなときは、いくつかの解決策があります。

まずは、ドラッグストアなどで購入できるメラトニンのサプリメントを利用してみる事です。

日本以外の国でしたら、ドラッグストアで処方箋なしで購入する事が可能です。

日本から持参したいのであれば、クリニックで処方してもらうことができます。

もうひとつの時差ボケ緩和法は、トリプトファンを食事で摂る事です。

トリプトファンは、アミノ酸の一種で、鶏肉の赤身や大豆製品、乳製品、ナッツ類から摂る事ができます。

寝たい時間の10時間前にはトリプトファンを含んだ食品を食べて、自然と眠くなるようにすると時差ボケにかかりにくいでしょう。

各国の日本との時差

世界はインターネットによって近い存在となり、音声通信を利用すれば海外とも高額な電話料金がかかることなく話せる時代になりました。

一昔前を考えると隔世の感がありますよね。

しかしどんなに文明が進歩しても変化しないものもあります。
時差もその1つです。

国によって時差が異なるものですが、日本は極東の島国であり、特に欧米の国との時差が大きいのが特徴です。

むしろ時差が無い国があることに驚くほどですが、インドネシア(東部)・パラオ・東ティモールとは時差がありません。

オーストラリアは時差小さいので、移動時間は長くても帰国後の疲れを取るのも楽に感じるでしょう。

横に長い国なので地域によって差がありますが、30分~1時間半だけ日本より早くなっています。

日本との時差が1番大きいのはアメリカのベーカー島で、実に21時間!
日本時間の夜8時がベーカー島の前日夜11時になる計算です。
ほぼ丸1日違うことになります。

出張や旅行先では、時差を考慮して日本と連絡を取らなければなりません。

特に日本の深夜にあたる時間に連絡しないよう注意しましょう。